三重県熊野市新鹿町に住んでいます。熊野には世界遺産の熊野古道があるように神秘に満ちた場所です。現在住んでいる家の目の前には伊勢路という古道があり、シーズンになると観光客が蟻のように列を作り歩いています。熊野詣の特徴は信仰の対象が自然の神々だということです。長くて険しい道を歩くことで悟りを開くといわれています。詳しくはこのサイトをご覧ください。
いいことばかりではありません。古道を歩いていると緑が多いことに気づきますが、その緑とは植林された杉やヒノキです。採算が合わないという理由で放置された森も多いです。植林された森は生態系のバランスがとれていないのか、暗くて死んでいるようです。これは日本全国にある深刻な問題です。日本熊森協会という団体はこの問題に取り組んでいます。ちなみに熊は母を象徴しています(浅利児童画)。
熊野へ遊びに来たときはみんなの家をお使いください。と言っても離婚後は私が一人で住んでいます。共同生活でも構わないという方なら何泊してもらっても結構です。家の周辺を散歩していると野草、昆虫やその他の生物を観察することができます。自然はまだまだいっぱい残っています。近くの空き地にはわらびが群生しています。
上の写真は新鹿海水浴場です。夏になるとたくさんの人で賑わいますが、その他の季節はほとんど人はいません。夕方愛犬をここで放して散歩をしていました。海は母を象徴しています(浅利児童画)。私は昔から海に憧れていました。カナダに住んでいたときも海岸沿いの家に住んでいました。海のそばにいるとなぜか落ち着きます。